そいでもって Ajax 応用のお話。2006年01月05日 16時32分24秒

もちろん、上記の記事には賛同できない部分もいくつかある。たとえば Backbase の紹介で、こいつは独自言語だから Ajax の定義に当てはまらないっぽいけど、そも Google Map だって XMLHttpRequest を使ってないんだからいいじゃん、みたいに書いているけど、Backbase のサンプルにせよ Google Map にせよ、ちゃんと間接的に XMLHttpRequest (と、前者は Javascript) を使っているわけだから、なんら Ajax の定義に逸脱していないはずだ (前者についてはサンプルページのソースを表示せよ。後者はソースを見れば Javascript コード内で http://maps.google.com/mapfiles/maps2.31.js をロードしている (2006/1/5 現在) のが分かり、そっちを見れば XMLHttpRequest がちゃんと使われているのが解かるはずだ)。それにいくら Ajax 的だからとはいえ、アクセシビリティの向上が叫ばれているこのご時世に、

もちろん、このような技術を活用すれば、すべてのWebブラウザで閲覧可能にはなりません。しかし、それで良いのです。

とか言い切っちまうのはどうかと思う。こればっかりは時と場合に応じて臨機応変に考慮すべき問題ではないのか? もちろん、限定された顧客のために、限定された環境内でのみ機能を実現するのであれば、何ら問題になることではないのは確かだが。

ともあれ、Ajax をうまく活用すればこんなことができるんよ、というさまざまな例を見ることができるという意味では、なかなか参考になる記事かと思う。つか、ConnectiveChat には感動した。

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