GPL 3.0 は「虚栄のかがり火」 ― 2006年03月30日 11時06分42秒
まぁ要約してしまうと、「あんま理想ばっか追求して極端な我侭続けてると、誰もついてこれなくなって GPL 自体使われなくなっちゃうかもよ>すとーるまん」というお話。
ビジネスモデルを変えられれば、ソフトウェア製品を自由 (無償で公開し、利用を制限しない/させないこと) にしてもソフトウェア開発者の仕事・収入が失われることはない、というのは、確かにそのとおりかもしれない。おいらも個人的には、そういう収益モデルを確立したいとは思っているんだけれども、でも社会はあくまで「今の」仕組みで動いていて、その仕組みは常に「少しずつ」変遷しながら進んでいる。
Lawrence Lessig 教授は Creative Commons という一大プロジェクトを立ち上げ、しかしこれですら、彼の必要と示唆する著作権の緩和に向けた活動のひとつとして、「これは解決策とはならない。しかし、人々を目覚めさせるために必要な手段といえる」としている。必要なのは規律 (俺様ルール) を作ることではなくて、啓蒙することなのではないか、と思う。物事には順序というものがあるのだよ。
つか、どーでもいいけど CNET Japan の「送り元のドメインが記事のドメインと違う tb は受け付けないよ」ってな仕様も、虚栄じゃないけど間違っちゃってる「俺様ルール」なんじゃないかと。。。そんなことやってたらはてなの住人ぐらいからしか tb 飛ばしてもらえなくなって、Web2.0 的なお付き合いからはぐれちまうでぇ。
とりあえず学んで欲しいことリスト ― 2006年03月30日 16時27分07秒
あー、こいつは公開すること自体あんまり意味がないかもしれないくらい本当に個人的なメモでやんすが。
- HTML の概念的なこと
- 標準化されたデータ形式なのであって、プログラミング言語ではない
- メタ言語としての SGML/XML との対比
- 文書の構造化と論理化、アクセシビリティ
- HTTP のしくみ
- telnet port 80、4 つのコマンド (GET / POST / PUT / DELETE)
- httpd が吐き出すヘッダ情報
- CGI が動く仕組み
- クッキー
- セキュリティーリスク
- プログラム設計概論
- 処理の流れ
- 値渡しと参照渡し
- 抽象化、モジュール化
- データ設計
- 特定の技術の習得
- (X)HTML
- CSS
- Javascript
- Perl
- (PHP?)
1 と 2 が最優先、3 は「できれば」レベル。4 は実務の中で身に付けられれば十分かな。
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