を、珍しく著作権がらみで良いニュース。2007年01月07日 01時36分56秒

国立国会図書館などの公的機関が専門書を非営利目的で公開する事例などを想定している。著作権者に一定の補償金を支払えば許諾がなくても文書をネットに保存・公開できる仕組みを検討する。

なるほど。仕組みにどの程度の自由さが盛り込まれるのかがキモになりそうだけれども、悪くない法改正になりそうだね。今後に要注目。。。

匿名原理主義者の乱2007年01月07日 02時50分03秒

いやだから招待状送ってよ>紫進 (←超私信w)

ケツ毛バーガー事件での失敗の経験を生かしてか、今、mixi ではコミュニティでの話題を曲がった方向に誘導しようとする「乗っ取り」が流行している模様。ケツ毛の時にはアカウント削除対象者の線引きが容易だったのに対して、今回のようなケースに対する mixi 管理者側の対応が気になるところ。

つか、mixi ってコミュニティの管理者権限 (昔のパソコン通信で言う所の sigop みたいなもん) って存在しないの? コミュニティ単位で出入り禁止リストとか作れれば割とあっさり解決しちゃいそうな気もするんだけど。。。

非定型うつ病とか季節性感情障害とか2007年01月07日 03時35分34秒

症状の違い 定型うつ病 非定型うつ病
睡眠 寝つきが悪く、早朝目覚める不眠傾向。入眠が困難で夜中にも目覚めることがあり、早朝覚醒により慢性の睡眠不足になりがち いくら寝ても眠い過眠傾向。睡眠時間を長くとっても昼間に眠気を感じ、寝足りない感じがする
食欲 食欲が落ち、体重の減少が起こる。食欲、性欲といった基本的欲求が低下するため、体重が減る 過食傾向で体重の増加が起こる。食べることで気持ちを紛らわせる。甘いものだけ無性に食べたくなるといった傾向が見られ、体重の増加とともに、手足に鉛がついたような重たい感じが起こる
集中力 頭の回転が鈍る。頭がボーっとして集中力が鈍る。小さなミスが増えることで能力の低下を感じ、自信喪失が起こる イライラして落ち着かない。イライラ気分に支配され、集中力の散漫が起こる。対人関係においても自分の感情の制御がきかず、相手に感情をぶつけてしまいトラブルを起こすことがある

今はそうでもないんだけど、一時期 (去年の今ぐらい) のおいらには結構当てはまる記述が多いなぁ (^_^; <非定型うつ病

今後も気をつけないとな。

タイプは3つ。春に限ってうつ病になる『春型』、夏になる『夏型』、秋から冬にかけてなる『冬季うつ病』。圧倒的に多いのが、木枯らしが吹き始めるころから憂うつになり、体が不調になる冬季うつ病です。冬季うつ病には「光治療」と呼ばれる治療法があるそうです。医療機関に相談してみてはいかがでしょうか。

cover
ワイルドライフ 17巻

(藤崎聖人 / 小学館)

「光治療」の話はワイルドライフの 17 巻に収録されてる話に出てくるはず。メカニズムとしては冬眠と同じとか、日照条件の悪いとこに住んでると起こりやすいとかそんな話だった。

ホワイトカラーエグゼンプション:安倍総理発言の真意は?2007年01月07日 04時20分32秒

  • 残業代ゼロ 首相「少子化対策にも必要」 (朝日新聞)

    安倍首相は5日、一定条件下で会社員の残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入について「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」と述べ、労働時間短縮につながるとの見方を示した。さらに「(労働時間短縮の結果で増えることになる)家で過ごす時間は、例えば少子化(対策)にとっても必要。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直していくべきだ」とも述べ、出生率増加にも役立つという考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

    首相は「家で家族そろって食卓を囲む時間はもっと必要ではないかと思う」と指摘。長く働くほど残業手当がもらえる仕組みを変えれば、労働者が働く時間を弾力的に決められ、結果として家で過ごす時間も増えると解釈しているようだ。

    ただ、連合などはサービス残業を追認するもので過労死が増えるなどとして導入に猛反対している。このため、夏の参院選をにらんで与党内でも慎重論が広がっている。

    しかし、首相は通常国会への法案提出については「経営者の立場、働く側の立場、どういう層を対象にするかについて、もう少し議論を進めていく必要がある」と述べるにとどめた

  • 首相、労働時間規制除外制度に慎重姿勢 (日本経済新聞)
     安倍晋三首相は5日夕、一定条件を満たす会社員を労働時間規制から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制度に関して「経営者の立場、働く側の立場、あるいはどういう層を対象とするかについてもう少し議論を深めていく必要がある」と述べ、導入に慎重な考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。次期通常国会への関連法案提出についても「色々な観点から党とも議論を深める必要がある」と指摘した

     同制度を巡っては、柳沢伯夫厚生労働相が通常国会への法案提出に意欲を見せている一方、公明党からは慎重論が出ている。首相は政府・与党間の足並みをそろえる必要を強調したものとみられる
  • 労働時間規制は慎重検討  首相、政府・与党で調整 (東京新聞)

    安倍晋三首相は5日夜、労働時間規制を一部撤廃するホワイトカラー・エグゼンプション(適用除外)の導入について「いろいろな観点から、与党と議論を深める必要がある」と述べ、慎重に検討を進める姿勢を示した

    柳沢伯夫厚生労働相が制度導入に向け通常国会への法案提出に意欲を示す一方で、自民党の丹羽雄哉総務会長や公明党の太田昭宏代表らから参院選を意識して慎重論が浮上していることを踏まえ、政府・与党間の調整を十分に行う必要があると判断したとみられる

    首相は、日本人の労働実態について「家族と過ごす時間は少子化対策にとっても必要だ。ワークライフバランス(仕事と生活の調和)も見直していくべきだ。日本人は少し働きすぎではないかと思っている人も多い」と指摘。

    柳沢厚労相は5日の記者会見で「日本のホワイトカラーの生産性を高めるために必要」との認識を示している。

強調はすべて T.MURACHI による。

朝日新聞の記事と、他紙による記事との「距離感の違い」というか、「物事の受け止め方の違い」のようなものがおわかりだろうか。一部では朝日の記事を参照した上での紛糾が巻き起こっているようですが、誤解を招いている可能性が大きいです。安倍総理は、現行の法案に対して慎重姿勢なのか否かで、このニュースに対する解釈は結構違ってくるはずです。

もっとも、少子化対策と絡めて語っちゃうあたりに、安倍総理のおつむの底の浅さが見て取れるのは確かですが (既に家庭を築いているような高給取りがメインターゲットなんじゃないかと子一時間…)。

擁護にならない擁護を並べてみるテスト2007年01月07日 05時08分01秒

なんか、Aero や UI の事ばかり触れてるね。セキュリティ機能の強化とか、ファイル検索の際に利用されるファイルへのキーワード設定とか、柔軟なユーザーアカウント設定 (保護者による制限機能など) とか、SuperFetch、ReadyBoost、ReadyDrive とか、USB 機器へのバックアップとか、新機能としてみるべき機能はたくさんあるはずなのに、相変わらずグラフィック性能がネックだーみたいな素人でも言えるような批判記事が大量生産されているのは何故なんだろう? まぁ、それだけボータルに書かれてる内容が理解されにくいものだってことなんだろうけんども (こっちの記事もリンクしておこうかしら)。

Aero と PC 性能

Aero は選択可能な機能だ。使いたくなければ使わないようにも設定できるし、実際 Home Basic Edition には搭載すらされていない (古いマシンをそのまま使いまわす家庭用 PC 向けと解釈できる)。Aero が高いマシンスペックを要求する機能であることは確かだが、それがすなわち「Windows Vista は高いマシンスペックを要求する」ことにはならない。

要は、Aero 以外に追加されるいくつかの機能が、現行の旧バージョン Windows 利用者にとって価値のあるものか否か、が購入を判断する一つの基準である。そう言う意味で、「Aero 以外の新機能に魅力を感じない人であれば、Vista に乗り換えることに大した意義はないよ」と言うのであれば、それは確かにそのとおりだと思う。ならば、それらの機能がどれほど価値の薄いものであるかを同時に説明しないことには、記事としての説得力に欠けるのではないか。

UI の作りこみの甘さについて

これは、まぁ、だいたい同意。

エディション分岐の複雑さ、不明瞭さ

この点についても、ほぼ同意。詳細な機能の差異についてはこちらの資料にまとめられているけど (Microsoft 公式サイト内ではこのページが参考になる←概要を知りたいだけの人はこっちの方がわかりやすいかも)、報じられている DSP 版の予想価格では Home Premium よりも Business の方が値段が高く設定されている割に、Business 版には MediaCenter 機能が無かったりと、高いの選んどけば機能は一通りそろってるって訳でもなさそうな辺りなど非常に分かりにくい。

個人的には、家庭向けエディションとビジネスユースエディションとをわざわざ分ける必要はないんじゃないかと思う。但し、Enterprise Edition にのみ搭載されるような機能を追加した上位バージョンは、別個にあってもいいかもしれない。

Mac OS X との比較

Mac OS X がより軽い UI の実装を必要としないのは、基本的に Apple が (唯一の) ハードウェアベンダーだからだ。もちろんパッケージ単体で販売もされているが、旧マシンで Mac OS X に乗り換えた結果、動作が重くて到底使えたものではないと、アメリカでは訴訟騒ぎにまで発展しそうになったこともあったはず (ソース失念)。そのような「文化」を持つ Machintosh と Windows との UI の違いについて比較論を展開する以上、文化の違いについて配慮した上で慎重に論展開が為されるべきではないか?

少なくとも、「Mac OS X の UI に見劣りする Vista に興味を持てない」なんて言いがかりが、既存の Windows ユーザーに通用すると本気で思っているのなら、「こいつは馬鹿だ」と断言せざるを得ない。大抵の Mac ユーザーは Windows が UI 面で Mac OS に敵ったことなど一度たりとてあり得ないって思ってるはずだよ。

ネット君臨論その22007年01月07日 20時08分46秒

こいつの続き。

ケータイなしで生きられるか?

面白い実験だね。いや、実験が面白いんじゃなくて、結果が面白いわけだけれども。人って、技術や道具に対して、割と薄情だと思う。

そう言うおいらもケータイが流行りだしていた大学生時代はケータイを持とうとすらしなかった人間で、むしろケータイを持ってしまうと連絡を受けたくない時や相手からも着信が来てしまって自分の行動が他人に制御されてしまうような恐怖感的偏見を抱いていた。

しかし今ではケータイが無いと不安になるんではないかと思う。何故なら、ケータイが普及した結果、あまり使われなくなってしまった街頭の電話ボックスが、その数を減らしていっているからだ。駅の伝言板もなくなってしまった。そういう状況で、出先で連絡を取り合うことのできる手段が、確実にケータイのみに絞られつつある。

実験を通してそういう部分が明るみに出されなかったのは残念だ。「時間に余裕を持って行動すれば」とは言うが、10日間程度の実験ならその徹底は容易だろうとも思う。例えば 1 年間実験を続けた場合、ケータイがないために被害が大きくなるようなトラブルが、無いと言い切れただろうか。

できればそういう部分にも切り口を広げて欲しかった、というのが正直な感想ではある。

オークションとかアフィリエイトとか

オークション狂いは明らかにネットの話ではない。ストレス由来の買い物依存症はネットがあるから抑制できないという性質のものでは無いだろう。気分障害が影響している可能性もあるので、こうなっちゃう前に精神科の医師に診てもらった方がいいです。まぢで。

アフィリエイトについては、まぁ、大概の場合は書かれている通りだと思う。よっぽど人気が出ない限り儲かるものじゃないし、儲かるぐらいの人気が出ても同じペースでコンスタントに更新を続けないとまた人気が落ちてくる。コンテンツベンダーにとって見れば、儲かるとしても、決して「楽して儲けられる副業」ではないです。誰もが dankogai になれるわけじゃないw。

ちなみに、貼り付けた広告を自分でクリックして購入、は、おいらもやったことがありますw 某氏に「○○の広告を貼り付けておいてくれ、そしたら俺が買うから」と頼まれたこともあります (しかもエロゲw)

まぁ、何事も、ハマり過ぎずに、程ほどに。ってことですわ。