ま た 高 部 真 規 子 か 。 ― 2006年08月01日 22時23分15秒
- 人は死して契約を残す? (コデラ ノブログ さま)
裁判官はあの高部真規子氏。知らん? じゃあ、一太郎の「?」アイコン訴訟は覚えてる? それから、小林亜星のあっぱれさんま訴訟とか。
- 一太郎と花子、製造中止!? - また高部真規子か! (Livingdead さま / スラッシュドット ジャパン)
- 一太郎&花子の製造・販売中止? (きまぐれコラム さま)
そうか、たかちのぼる訴訟なんてのもあったなぁw
みさいるみさいるばんばばーん みなみのしままでごごーごー ― 2006年08月04日 10時53分49秒
もはやレバノンとかごーけんくんとかプールの穴とか亀田とかに埋もれて世間の雰囲気的にはすっかり落ち着いちゃった北のミサイル問題。個人的には紛糾すればするだけ連中の思う壺だとか思っていたわけで、静かになるのはむしろのーてんきでへーわな証で良いことだわとか思っていたりするわけですが。
しかしほんま、福田ちゃん、そーりやってくれんもんかのう。。。
靖国問題についての発言メモがついさっき up されますた。こっちも概要的には参考になります。
東京裁判は不公正だが、甘んじて受け容れなければならない、ってのが正しい歴史認識なんでねーの? って話な訳だわね。もちろんそれだけじゃないけど。。。
的屋・八百長・馬の骨 ― 2006年08月04日 23時58分44秒
心情的にはランダエタの勝ちだと思う。心情的にはな。でもそれだけで亀田陣営の不正をまことしやかに語るのはさすがにアンフェアだと思う。
で、亀田陣営に不正がある可能性を考えてみた。実は、おいらはマリーンズの試合を CS で見ていたので試合は途中からしか見ていないし (だから肝心の 1R でのダウンを見ていない)、なにしろど素人なのでよーワカランのではあるのですが、後の報道で判定のポイントのつけ方についての解説を聞いていたときに、ふと、気になることを思いついたりはした。判定についての報道における解説は概ね以下の通り。
- ダウンは 2 ポイントの減点にしかならない。
- 審判員によっては、手数を評価する人もいれば、的確なヒットを評価する人もいる。今回はどちらかというと的確なヒットがより評価され、それ故、後半以降にポイントが流れた模様 (と、いうことになっている…)。
んで、おいらが考えた疑惑のポイントは以下の二つ。
- 亀田陣営が、ジャッジの傾向をあらかじめ知っていた可能性、なおかつそのジャッジが、ランダエタのファイティングスタイルでは不利に働く可能性。これがアリなんだとすれば、亀田陣営 (もしくはそれを都合よしとする勢力) によってジャッジの面子が選ばれていたということになるのではないか。
- 11R だったかで、亀田がパンチを喰らってふらふらしていた場面があったが、ああ言う場合、レフェリーはスタンディングダウンをとることもあるのではないかと思う。もちろん、取らなくても決して不自然ではないのかもしれないのだが、もし、レフェリーもグルだったとしたら、あるいはグルではないにしても、この試合の別の意味を知っていたのだとしたら、という可能性は捨てられない。
とまぁなんだか思わせぶりに書いてみたわけだが、あくまでこれは素人目の推察に過ぎず、決して鵜呑みにはしないで頂きたいところ。実際には不正はなかったのかもしれないし、そして本当に不正がなかったのだとしたら、ああいう戦いの中で、自分と相手の実力差を自覚した上で、最後の手段的な戦い方として、ああいう、徹底的に防御を固めて隙を窺う戦法を採ったのだとしたら、それはそれで老獪だしギャンブラーだしということで、ある意味かなりの勝負師だということが言え、それはそれで凄い選手だよなぁとか思ったりもしたのである。ほんの数十分前まではね。
が、そうやっていろいろ考えたのもすべて無駄であった。
見る人が見ればわかる人物ですか。。。なんともまぁ。。。メディアは本当に死んでしまったんですかね。
。。。まぁ、隊長も結構嘘つくから本当かどうかなんてわかりゃしないけどね (-_-) 。
念のためこっそりリンク追加。
1 つ目は写真つき情報。隊長の記事についても言及しているけど、正直あの結論については重要性を感じていなかったっつーかあんまり意味分かってなかった (^_^; 。なんで 893 相手に諜報部やねんみたいな。
それより本丸は 2 つ目ですよw なんだよピットクルーってwww
- ピットクルーまとめサイト
- 亀田擁護カキコミは 「プロ工作員」の仕業? (J-CAST ニュース)
高校野球の応援歌 ― 2006年08月07日 22時21分05秒
高校野球の中継を見ていると、なんだかやたらと懐かしいメロディーのオンパレードだったりして、感慨深いものがある。。。
てゆかさぁ、いくらなんだって「ガラスの十代」は無いだろう。野球と全然関係ないし、おまいら生まれてないし。
やくみつるが三文芝居 ― 2006年08月08日 08時49分45秒
- 亀田父VSやくみつるさん&ガッツ石松さん…テレビで公開大ゲンカ! (スポーツ報知)
ヒント: youtube にて「やくみつる」で検索せよ。但し、がっかりしたいならな。
人様の喧嘩を見たいと言う人はたくさんいらっさるのだろうし、この番組もそれなりに視聴率稼げたんだろうけんども、安い喧嘩は往々にしてつまらんものだよ。やくみつるの出端の挑発行為は、まるで悪口を毒舌と勘違いしている頭の悪いブロゴスフィアか厨房に見えたよ、おいらには。
調印式での挑発行為は、正直大した問題ではないと思う。ランダエタも楽しそうやったし (まぁ大方腹の中は「ばかばかしい」なんだろーけれども)。調印式での挑発パフォーマンスがボクシングファンにとっての一つの楽しみであることぐらい、「はじめの一歩」ぐらいでしかボクシング知らん人間でも知ってそうなことだと思うんだが。。。礼儀について諭すんであれば、それ以外の如何なる取材の場においても態度が横柄であることを突っ込んだほうがまだよさそうなもんだ。
ガッツ石松の「親父でしゃばりすぎ」つう突っ込みはまったくその通りだと思う。見所はそのくらいかなぁ。何よりぼけキャラのはずのガッツが糞真面目にものを語っているって言う光景そのものが笑いどころではあるんだが。
企業と「元社長」の微妙な関係 ― 2006年08月10日 08時24分58秒
傍観者であるおいらとしては、MSN Blog 改め Windows Live Space とやらには他にもいくつか注文があるのですが (記事単体へのアクセスだとブログタイトルが分かりにくいとか、記事単体へのアクセスだと画面が勝手にスクロールするとか)、その辺についてはまぁ、それはそれとして。。。
「元社長」という立場での発言と言うのは、難しい部分が結構あるのではないかと思うのです。Microsoft という企業が取るべき態度としては、古川さんはあくまで会社の外の人間であり、必要以上の発言力を認めてはいけない、という部分も当然あるのではないかと思われます。
反面、コメント欄を見ると感じられるのは、Windows Live Space に参加しているユーザーの方々が、古川さんに発言力を少なからず期待しているのではないかということです。これについては、ある程度は致し方ないことではあるのですが、それでも、古川さん自身が発言量をある程度調整すること (自重しろ、などと言う気は無いのですが ;-p )、それから、古川さんをわざわざ通さなくてもユーザーの声は反映されますよ、と言うところを Microsoft がサービスの中でもっともっと見せてゆく (つまり、サポート体制に隙を作らない) ことで、緩和できるのではないかと思います。少なくとも、古川さん自身が自分のブログ内でのエントリーに、Windows Live Space 開発チームへの発言力を求めているように感じられる記述には、さすがに驚きを禁じえないです (いーから早く直してね。ヽ(∴`Д´)ノ の記事にしたって、メールで問い合わせたら返信がもらえたよ、と言う内容なのであって、ブログ上でただ「いーから早く直してね。ヽ(∴`Д´)ノ」と書いただけで MS 社員から説明が書き込まれたわけではありません、彼もまたしかるべき方法で問い合わせを行ったからこそ、回答を受け取ることができたのでしょう)。
もっとも、Microsoft 側にも、特に Windows Live Space 開発チームに関して言えば、反省すべき点は実に深刻であるように思います。古川さんは以下のように書いていますが、
マイクロソフトには「eat your own dog food」という社内格言があったのに、そんなDNAはもう存在していないのだろうか...
もしこれらのブログが今後もWindows Live Spaces環境に引越しをせず独自のブログ作成ツールで書き続けれるのであるなら......
コメント欄に書き込まれた MSKK 社員によるブログの一つに、「社員へのブログ所有推奨」という社内事情を明かしていらっさるブログ記事があったのですが、Microsoft ほどの規模の企業ということにもなれば、ただ、不特定多数の社員に自分とこのブログを使わせればいいというものでは無いだろう、ということに気づくべきです。単に「社員」というだけのつながりでは、システムに対する要望の声が、開発部隊に届くまでの距離は、一般のユーザーとそれ程変わらないだろうからです。それでも協力に熱心な方が社内に数人でもいれば多少は声が上がるのかもしれませんが、明確に業務として行うのでなければ、ポテンシャルはそれ程上がらないものなのでは無いでしょうか。
行うべきは、Windows Live Space 開発チームの中で、ブログ執筆係を編成することです。それも、ただなんとなくだらだらと日記のようなものを書かせていたのでは、ネタが尽きるばかりかポテンシャルも上がらないため、何か明確なテーマを用意して記事を執筆させるべきです。
例えばグルメ記事などは画像を多用することになります。レシピ記事の場合は画像もさることながら、記事自体のレイアウトにもある程度気を使うことになります。記事を執筆する中で、「こういうことがやりたい」というものが出てくれば、「こういうことができるとありがたいんだが」という要望の部分も自然と浮き上がってきます。更に、現存の機能を極力網羅して使わせるようにすることによって、不便な部分や、動作のおかしい部分なども、自然と浮かび上がってくることになります。
何より大切なのは、不具合、要望の類の情報が、体系的に収集されて管理されていることです。ユーザーの声や、不特定社員からの報告に頼るやり方では、個々の不具合情報に属性をつけた上で、報告順に並べて管理、ということになると思います。いわゆるバグ取り (部分修正の繰り返し) ならば、多くの場合それで問題無いのですが、開発において機能向上・改変を繰り返してゆく中で参照される情報としては、扱いづらいものになります。チームの中でシステムの利用に専念する部隊がいて、彼らが定期的に潜在要求を集積・整理し続けるということをすれば、その情報は開発において非常に有用なものとなるはずです。
最後に、akiyan.com さんとこの記事で紹介されていた、以下の記事を紹介して終わっておこうかと思います。
- 本番で出来るわけがない (体が勝手に さま)
理論も大切ですが、体感することもまた、とても大切なことなのです。
世界は広いと言うことをもっと認識するべきだ。 ― 2006年08月10日 12時52分07秒
たかがドクターペッパーや NUDA ごときで騒いでんじゃねーよ。世界は広いと言うことを、おまいらもっと知るべきだ。
個人的にはルートビアとタマリンドジュースと抹茶オレンジとブラックパイナップルと「燕の巣と蛙の脂肪入り飲料」とペニーワートエキスあたりはガチだ。つかもう、勘弁してくれ。(苦笑)
うつうつひでお日記 ― 2006年08月14日 08時19分28秒
「うつうつひでお日記」 (吾妻ひでお / 角川書店)。テクノラティのトップで「話題の一冊」とか出てくるまで気付かんかった。気付いたときには書店から消えてた(笑)。奥付見たら「再販発行日 2006年8月2日」とかなってたから、売れてたっちゅーよりは内容的に何か問題があったのかもねw。
んで、とりあえずまだ第一話しか読んでないのですが。。。「失踪日記」みたいにいろいろな出来事があってぐいぐい読ませるタイプの漫画ではないので、同じようなものを期待すると肩透かしにあうと思う。でもおいら的には過去の作品の後書き漫画や一冊だけ買ったことのある「産直あづまマガジン」(この第一話が書かれた「増刊」ではなくて、ななこが復活した第一巻) の後書き近況マンガとか、ミニティ夜夢の連載終わらせちゃったよ的な場つなぎ近況マンガとかも読んでて、まぁ本来こういうの書かせたらこんな感じでグダグダになるだろうなーとは思っていたのでw、大体予想通りで安心したwww。
購買意欲がそそられる(?)ネタバレツッコミをいくつか。。。
- まえがき(1): 薬はせめて水で飲もうよw
- まえがき(2): 2~4巻も欲しい!! 品切れとは残念…
- p.5: 「全員が私を落ち込ませようと画策している」 ...これ、吾妻ひでおだからこそギャグになるのよね (^_^;。メンヘル系ブロガーが似たようなこと書いても心配される (そして繰り返すと呆れられる) だけだし。その後に出てくる技名もお約束。でもこういうノリって「失踪日記」しか読んでいなかったりする若い人にはついていけるんかなぁと早くも心配w。
- p.7: 確かにここからにじまなくなってるw。そういえば「Oh!アヅマ」の後書き漫画もにじんでたよーな気がする。いや、後書き漫画だけじゃなくて全体的に、だったかな? あと「2ちゃんねるぷらす」がすげー気になるw
- p.9: なんか既視感が。。。「幕の内デスマッチ」? (^-^; でもこのネーム微妙におもすれー。
- p.13: NEVADA タソだw。今となっては懐かしい。。。元気でやっとるんかのぅ。
- p.17: 戦車とメイドコスカコイイ。ロケ地はここか。実物写真見てみてー。
- p.18: このへんからミャアちゃんとかのカットが入り始める。こなれてきたなwww
- p.19: 「昔の俺の絵のほうが…」 ...おっさる通りで。
- p.20: モナーwwwwww
- p.21: このちぃは何気に上手いと思う。
- p.22-23: 某氏に言わせると結末は「ぐだぐだ」らしい>サイカノ
- p.24-25: 「野生の妹」 ...この辺の発想がらしいよなぁ。。。
- p.29: そのサーカスのおっさんもどこかで見たなw
- p.32: その谷山浩子似顔絵はさっきも書いた「ミニティー夜夢」終わらせちゃったあとの場つなぎマンガですな。やっぱり怒ってたかwww
- p.35: まけぼのwwwwwwww
- p.38: 主成分こそ違えどどちらも NSAID。でもおくすり110番での記述ではロキソニンの方がおすすめっぽそうに見えるね。効き目は体質によっても異なるのだろうけど。。。
- p.48: このページが一番感動した。
- p.53: びんちょうタソwwwwwwwwwwwwwwww
そんなわけで、2ちゃんねらーには割りとオススメかもしれないw
Google Maps API を使って距離を測る ― 2006年08月16日 01時10分01秒
まだまだプロトタイプのテスト版だがとりあえず公開してみる。最終的にはマーカーを地図の操作と連動した上にポリラインを設定できるようにしてそれなりに実用的な道のり計測プログラムにしようかと画策中。。。
Google Maps API には距離を求める関数が用意されておらず、緯度と経度が取得できるだけなので、測地学にかなりいい加減に基づいて自分で計算するようにしています。参考にしたのは以下のサイト。
算出方法としては、後者のサイトにあった地心緯度への換算方法が著しくアヤシイので、代わりに前者のサイトのこことここを元に算出した係数を利用。該当するソース上での説明コメントを以下に転載しておこうかな。
// 地理緯度から地心緯度を求める /* http://wwwsoc.nii.ac.jp/geod-soc/web-text/part2/2-1/2-1.html 赤道半径: a 極半径: b 扁平率: f f = (a - b) / a a = 6378km f = 1/300 1/300 = (6378 - b) / 6378 6378/300 = 6378 - b b = 6378 - 6378/300 = 6356.74 km http://wwwsoc.nii.ac.jp/geod-soc/web-text/part2/2-1/2-1-6.html 地理緯度: ψ 地心緯度: φ tan φ = (b^2 / a^2) * tan ψ φ = arctan( (b^2 / a^2) * tan ψ) = arctan(0.9933444444444444 * tan ψ) */
で、距離の算出については球面三角法の公式を利用。正式な公式は前者サイトのここにある通りなのですが、実際には後者のサイトに書かれていた公式をそのまま利用しています。この公式の正当性は、三角形の 3 つ目の点を北極点とした場合、余弦定理から導き出すことができます。これも該当するコメントを以下に転載。
// 球面三角法により、2点間の地心角度を求める /* http://wwwsoc.nii.ac.jp/geod-soc/web-text/part4/4-2/4-2.html http://www2.neweb.ne.jp/wd/nobuaki/New_Homepage/okinawa703.htm cos a = cos b * cos c + sin b * sin c * cos A = cos(90 - lat1) * cos(90 - abs(lat2)) + sin(90 - lat1) * sin(90 - lat2) * cos (lng2 - lng1) = sin(lat1) * sin(lat2) + cos(lat1) * cos(lat2) * cos(lng2 - lng1) */
で、実際に使ってみると、マップの左下にある尺の表示に対してびみょーな誤差があることが分かったりします (^_^;;; 。地心緯度を求めるのに、地球が扁平な回転楕円体であることを前提にしているのに、球体上の距離を求める球面三角法を用いているという矛盾や、そもそも実数の精度は足りているのかなどといった問題を抱えているわけで、ある程度の誤差はそれなりに覚悟はしているのですが。。。
どーでもいーけど IE で動かすの大変だった。。。_| ̄|○ どーやら IE は背景が透明で中身が空っぽな <div>
要素を z-index
つかって上に重ねてもレイヤーとして重なっているものとしては扱ってくれないというバグがあるようで、仕方が無いので背景色 1ピクセルだけの GIF 画像をわざわざ作って背景として敷き詰めてやっとまともに動かすことができました。。。それ以前にレイヤーを提供する API が Google Maps API に用意されているんだからそれを使えって話だったりするわけですが (^_^; 。
読書感想文の宿題なんてなくなっちまえばいい ― 2006年08月17日 05時42分41秒
- 異常事態発生。その原因は… (ぶれーくだんす さま)
亀レスごめんちょw
1日 2桁アクセスぐらいふつーだろうとかいう話はまぁ置いておくとして。
子どもの頃、おいらはこの、夏休みに出される読書感想文の宿題という奴が大ッ嫌いだった。理由は、書き方がよく分からなかったから。
大人のブロガーが好きで書く読書感想文と、義務教育のお子様が宿題として書かされる読書感想文とでは、書き方は大きく異なるように思う。後者は大概、読んだ本のあらすじをだらだらと書いているうちに終わってしまう。で、親とか教師とかに、「一番印象に残った部分について書け」とか言われたりするわけなんだけれども、良書ならば全体的に「いいなぁ」と思うわけだし、そうでなければ全体的に退屈だったりするわけで、なかなかそんなに都合よくいい部分だけ抜き出して書けるものでもない。
今の子どもたちが羨ましいなぁと思うのは、大人のブロガーが自由気ままに書く読書感想文に触れ、読書感想文の書き方、というよりは、本の読み方を知ることができることにあると思う。物の本の何が面白いかなんてのは、当然個人差があってもいい。が、着眼点のヒントを得られる媒体があってもいいとおいらは思うわけだ。で、それらのヒントを元に本を読み返してみたりすると、また新たな面白さを実感することができたりする。
大人問題ではないが、たとえば「課題図書」とやらの選定が、出版社と広告代理店が書籍の売り上げを上げるために始まったものだったりするわけで、そう考えると、読書感想文なんてものを半ば強制的に書かされる子どもというのは、まさに被害者なわけだ。このままではね。本を読むのは楽しい。そうかもしれない。でも、だからって、「この本を読め。そして感想文を原稿用紙 2枚で書け」なんてことをやってたら、本を読むのが嫌いな子どもが量産されても仕方が無いことだと思う。なにより、「実につまらない本で、読んでいて退屈だった」みたいな正直な感想を、書いてはいけなさそうな空気が作り出されているのがよくない!w
だから、確かに宿題を手抜きする目的で、なすのブログを発見して、書かれた内容をほぼ丸写しにしようと考える子どもはそれなりにいるんだろうが、そのうち、幾人かでも、書かれた内容に感心して、思い直して本を読み返すこともあるかもしれない、と考えれば、むしろなすが書いた文章が、読書を食わず嫌いする子どもに本を読む楽しさを学ぶ機会を与えている可能性もあるわけで、漏れらがそれ程ジジィのごとく悲観的になる必要も無いんではないかなぁとか思ったりするわけなのよ。
そもそも、過去の読書感想文コンクール入賞作品なんてのは昔から公開されて配布されていたわけで、他人の読書感想文の盗用みたいなことはやろうと思えばできていたわけだ。ネットと図書館の違いなんてせいぜいテキスト検索の利便性ぐらいだったりするわけで、状況は 20年前と大して変わってないと思うけどね。
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