mastodonのユースケース2017年04月15日 21時43分35秒

どうも、こっちのブログではお久しぶりです…(´・ω・`)

さて、Twitter みたいなミニブログを自前のサーバーに構築できて、しかも他所のサーバーと連携しあって別のサーバーのユーザーともゆるくやり取りできるという (でいいんだよね?) 分散型のミニブログサーバーアプリ mastodon というのが流行の兆しを見せているんだそうです。

mstdn.jp なるドメインをぶちあげて mastodon インスタンスをぶちあげた @nullkal さん (boost.jp 界隈とかにいる人なので前からお名前は存じておりました…) のところに大量の日本人ライトユーザーが押し寄せたことなどでちょっとした話題になっていましたが^_^;、その一方で以下のような指摘も出てきています。

これはこれでだいたいその通りだとは思うのですが、その一方で P2P 実装での実現ってのも色んな意味で難しいだろうなと思うところもあり (そのことについてもリンク先ブログですでに触れられている通り)、今回のような分散型というのはそういう意味でも「折衷案」と言ったところなんじゃないかなと感じています。

構築方法が面倒くさそうだなというのはその通りなんですが (実際建ててみた人のレポート読んでみたけど実際しんどそう^_^;)、それなりに知識と意欲がある人であればやってやれないレベルではないんですよね (ふっとんだ時にもう一回やりたいかって言われると正直嫌だけど ^_^;)。

そこで、例えば仲間内 (数人〜十数人程度) に一人、コンピュータに詳しい奴がいて、個人的な用途で運用している VPS かなんかに、ついでで mastodon を設定、仲間内だけ呼び込んでユーザーとして登録、みたいなユースケースであれば、分散型もそこまで無理はないかなぁとは思うんです。

もちろん、「仲間内にコンピュータに詳しい奴がいる」という状況が一般的になるぐらいには情報処理教育が浸透することが前提になりますが… (最近はプログラミング教育とか流行ってきてるっぽいからお子様世代なら希望はあるかも?)

ただ、mastodon の場合、どこかのインスタンスに所属していることが、特別インセンティブになるような作りでもないっぽいので (インスタンスが異なるからやり取りしづらくなる、というものではないっぽい)、例えばフォローとは別に、同じインスタンスに登録しているユーザーのみに公開するとか、インスタンス内で連絡を通知する、みたいな機能があれば、自分の仲間内のためにインスタンスを立ち上げよう! という動機付けにもなるんじゃないかなとか思ったりはするところです。

なんにしても、Twitter よりは API 周りで不自由しなさそうだという点においては今後に期待したいところです…(´・ω・`)