デスクトップGentoo インストール顛末 ― 2006年10月10日 19時53分32秒
もう完全に俺様専用メモ。
Gentoo Linux インストールに際して、lilo のインストール完了→再起動、の手順で、以下のようなエラーメッセージが出て起動に失敗する現象が発生していた。
VFS: Cannot open root device "343" or unknown-block(3,67) Please append a correct "root=" boot option Kernel panic - not syncing: VFS: Unable to mount root fs on unknown-block(3,67)
ちなみに、環境は、Athlon-XP ベースの自作マシンで、IDE ATA HDD 2台。/dev/hda1 には WindowsXP が入っており、Gentoo Linux については以下のような構成でインストールを行っていた (/etc/fstab より抜粋)。
/dev/hdb1 /boot ext2 defaults,noatime 1 2 /dev/hdb3 / reiserfs noatime 0 1 /dev/hdb2 none swap sw 0 0 ...
/etc/lilo.conf の内容は大体以下の通り。
lba32 boot=/dev/hda map=/boot/.map root=/dev/hdb3 install=/boot/boot-menu.b menu-scheme=Wb prompt timeout=150 default=Windows vga=791 image=/boot/bzImage label=Gentoo read-only other=/dev/hda1 label=Windows table=/dev/hda
で、エラーメッセージの内容でぐぐってみるかぎり、/etc/lilo.conf か /etc/fstab のどっちかの内容が間違ってるっぽいような話が見つかったり、あるいはマザーボード換えたら解決しただのカーネルのバージョンによって起きたり起こらなかったりだのといったかなりネガティブな情報が引っかかったり、といった感じだったので、とりあえず knoppix 使うのやめてインストールしなおしてみたり /etc/lilo.conf をいろいろといじくってみたりしていろいろ試したけれども解決せず。
で、Kernel panic なのだから Kernel に問題があるんじゃないかということで make menuconfig で内容をいろいろと精査してみたところ、以下の項目についてチェックを入れて再コンパイルしてみたところ、やっとのことで起動に成功。
- Device Drivers --->
- ATA/ATAPI/MFM/RLL support --->
- <*> generic/default IDE chipset support
- ATA/ATAPI/MFM/RLL support --->
。。。つか、何でこんな大事なオプションがデフォルトでチェック外れてるんだ!!? ヘルプ見てみたら、 If unsure, say Y.
とか書いてあったで。とんでもねー罠だなwwww
ちうわけで、Gentoo に限らず、似たような症状にお困りの方は、マザーボード換装する前にまず、チェックをば。
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