過呼吸症候群について ― 2005年07月17日 11時41分25秒
知っておく必要があると思い、調べてみました。
突然あるいは徐々に呼吸が苦しくなり、しだいに不安がつのり、両手の指や口の辺りがしびれた感覚に襲われます。胸苦しさや死の恐怖などを伴い、ひどい場合はテタニー症状と言って、指が痙攣したようになります。
また、非常にまれですが、意識がモウロウとする場合もあり、この折りには激しい過呼吸の相と無呼吸の相が交互にくり返す状態になったりします。放置すると発作は数10分以上続きますが、決して死ぬことや後遺症を残す事はなく、どんなに強い発作でも、時間とともに必ず軽快していきます。過呼吸発作は、一生に一度しか出ない人もあれば、時期によって毎日頻発することもあります。
死ぬ病気ではないということです。これを知っておくだけでも、ずいぶんと心強いことでしょう。しかし、発症している当人は毎回変わらずとてつもない恐怖感に襲われていることは間違いないでしょう。おいらが知る限り、ある状況下で過呼吸が発症した人は、その後、似たような状況下に置かれる度に、必ず再発しています。一度発症すると癖になってしまうのがこの病気の特質であり、一番いやらしい部分でもあります。
コメント
_ @DRK ― 2005/07/17 17:38:43
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激しい歌を歌うと起こりやすいようです(w
これは二酸化炭素濃度が低下するために起こります。
人間にとって必要なのは酸素なんですが、二酸化炭素濃度が上昇するとそれが刺激となって呼吸を促す、という仕組み。
逆に言うと、二酸化炭素濃度が低いと呼吸行動が起こらなくなるという事。
これの回避方法は、紙袋かぶるとか自ら息を止めてしまうとか。二酸化炭素濃度を上げることで呼吸を促します。