また、独り言を書くわけだが。 ― 2005年12月21日 13時52分15秒
職業に貴賎は無い。
まぁ、なりたくないのにやらされる可能性の高い職種よりは、なりたくてもなれない人がごまんといる職種のほうが憧れるのは分からないでもない。
重要なのは、その職に就いてから、何を成し遂げるつもりでいるのか。ってことなんではないかと思う。
ライフビジョンというような重たい話ではまったく無くて、目的の具体化、具現化というと少しはわかりやすいと思う。
例えば医者になるんであれば、医者として何に従事してゆくのか。大病院でメスを振るいたい、というのでも良いのだが、例えば感染症を減らすためにあっちゃこっちゃの現地へ足を運びたいだとか、難病を克服するための医術を研究したいだとか、遺伝子開発に関心があるだとか、それからどっかの漫画じゃないけど、故郷の離島に十分な医療事業を起こしたいだとか、そのくらい具体的な目的意識は持っておくべきなんじゃないかと思うのよね。プロとして。
もちろん、明日の飯にありつくのに必死な人たちからすれば、そんな考えはぜーたくなものだと思うものかもしれない。しかし何年、何ヶ月もある仕事に従事していながら、その中で得られる、触れられる、目にできるいろんなものに対して、何らの知的関心も興味も得られないまま日々を過ごすのは、心が死んでいるのも同然なんじゃないかと思う。
逆にたとえほんの些細なことであれ、仕事を通じて何らかの興味・関心が得られているのであれば、それがその人にとってのモチベーションなのであり、目的の具体化・具現化なのではないかと思う。そういうのは意識していないつもりでも、たいていの人は自然と持ってしまっているものだと思うし、そういう意味では後付けっていうケースが実は往々にして多いんだけど、それでいいと思うんだよね。
しかし多くの人が学生時代までに、たいした目的意識も無いまま何らかの職業に就くことばかりに関心を抱き、その職に就くことをゴールラインと設定してがんばってきちゃったりしているんではないかと思う。職業ですら無くて特定の大学に設定されちゃっていた人はもっと悲惨だったんだろうけど。
そういう人たちの青春っていうか学生時代ってのは人生の中での虚構的空間であることが多いわけだったりするんだろうけど、実際どうだろうか? 中には虚無な時間に耐え切れずに頭がどーにかなっちゃったという経験がある人も少なからずいるんではないだろうか。
なんとなーく、身に摘まされるものがありますな。。。 ― 2005年12月21日 23時09分58秒
さすがにこんなことやった経験はないけどなw。
。。。あーいや、全くないともいえんのかも知れんな。成果物のうち、個人的な利用で応用が利きそうな部分で且つ機密上問題なさそうな部分をこっそり持ち帰ったりとか (いけません)。つか、こことか /.-j の日記とかで載せてたコードも、業務時間中に書いていたものが無いわけではないし。。。
以後気をつけよう (;_;)/ 。
最近のコメント