番組という名の作品と視聴率とそれに連なる宣伝効果 ― 2005年05月25日 14時35分58秒
視聴率偏重主義が破壊する番組制作の常識 (ITmedia)
。。。先日、/. の日記で紹介した、西氏の記事と読み比べてみると、面白いかも。内容が正しいか正しくないか以前の問題で、小寺さんの方がよっぽど視点がはっきりしていて、趣旨が汲み取りやすいです。やっぱりジャーナリストとしての姿勢の違いなんだろうなぁ。。。
さほど視聴率の良くない番組が、どうして長寿番組と成り得たのか。その秘密は、番組の「質」にある。番組自体が何かのブームにさらされるわけでもなく、時事ネタを扱うわけでもない。毒にも薬にも、という考え方を当てはめれば、ある人によっては薬にもなるが、誰にとっても毒にはならぬ、とういうタイプだ。人気も安定しており、番組イメージが非常に良質である。
このような番組は、実はスポンサーになりたがる企業が後を絶たない。番組内の広告枠は決まっているため、常に数社の企業がその枠の順番待ちをしているほどである。こちらから営業しなくても広告がどんどん入ってくる番組を、みすみす潰すことはない。テレビ番組とはそういうものなのである。
なるほど。富士通がスポンサーになっている「世界の車窓から」なんて、まさにそういう番組なんだろうなぁ。昔、その番組で取り上げた映像のデータベースを、富士通自身が Windows 向けに出していたはず (うんず用もあったっけかなぁ、そういう時代)。あーいうコンテンツは表づらの企業イメージにも繋がるだろうからね。こちら側からしてみればギャップでしかないわけだが。
まぁ、昨今巨人戦が視聴率取れない取れないって言われているけど、そんな巨人戦に粘着質なまでにスポンサーになりつづけて「私たちは、日本のプロ野球を (あるいは交流戦を) 応援しています!!」なぁんて鼻息荒い某ビール会社なんかは実は意外とオイシイ思いしていらっさるのかも知れないね。
このウォークマンスティックの販促は、テレビCMに頼らなかった。その代わりに銀座ソニービル全館をウォークマンでジャックするという「WALKMAN × Mora Sony Building Jack Promotion」を開催、これに連動して各ソニースタイルストアでもイベントを行なった。
言わば外部に金を使わずに、「ホームパーティ」に客を呼ぶことで、広告としたのである。結果はご存じの通りだ。仮に大々的にテレビCMを打った場合の費用を考えると、新作ウォークマンともなれば制作費だけで3000万~5000万円ぐらいはかかるだろう。さらに各局の広告枠を買えば、トータルで億単位の出費となる。費用対効果を考えれば、10倍以上の差があったのではないかと邪推する。
(中略)
すなわちウォークマンスティックは、テレビCMで派手に金を使わなくてもモノが売れる、もっとも最近の一例となったのである。
なるほど。Sony もタダでは死なないということですな (違。
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