Vista Aero で Spy++ を使うと Blue Back する2008年03月06日 18時05分47秒

ハイクにもメモったけど、 Vista で Aero 使ってる状態で、 Spy++ から「ウィンドウ ファインダ ツール」ってのを使ってウィンドウを選択しようとすると、選択したウィンドウが任意のウィンドウの一番外側 (タイトルとかがある部分、よーするに、いわゆるフレームウィンドウと呼ばれる部分) だった場合に、画面が青くなって Windows を道連れにコケてしまう、という現象に見舞われた。

自宅マシンには Vista は入れてない (つか、持ってない、つか、欲しくもないw) ので追加検証ができてないんだけど、誰か同じような現象にあったという人、他にいます?

スペックはあんまり詳しく書けないけど、Vista Business で Core2 Duo で RADEON の Dell マシン。

KORG DS-10 を Amazon で予約した。2008年03月16日 13時46分26秒

サウンドもインタフェースもひじょーに愉快だ。そしてなんといってもすばらしいのはこれ。

- ワイヤレス通信による複数台での同時プレイ、曲や音色の交換可能

っつーわけでお前も買え!>@DRK (また名指しかよ>ヲレw)

という冗談はさておき、もしもこの通信内容が hack できたなら、 PC 上で作った演奏ツールと同期が取れるんじゃないかと妄想した。これは作ってみたい。 Wireshark 眺めてれば hack できるかなぁ。とりあえず MIDI プレーヤを先に作っておくか。。。

そろそろ就職氷河期世代を始めとした雇用問題への政治的解決についての議論に戻さないか?2008年03月19日 02時39分23秒

この記事自体は個人的には割りと好きなんですが、それはこの辺の議論というか、この辺の文章が、読み手の個人に生き抜きかたを示唆する可能性があるからだと思ってます。もともとうまく強く生きていた人は、自身の生き方について再点検・再認識できたかもしれないし、そうじゃない人には少しはましに生きるためのヒントになったかもしれない。

ただ、この辺の議論 (はてな界隈などでは「マッチョ・ウィンプ論」などと呼ばれていますが) の残念なところは、雇用問題としての就職氷河期に対する政治的救済というテーマについてまったく触れられていないために、政治に影響を与える議論にはあんまりなっていなさそうだという点にあります。これまで多くの日数と人的リソースを割いた割には、議論はあまりにも感情論に突っ走りすぎてはいませんか?

これがどの程度残念なことであるかを、プログラミング言語 Perl を例に取り上げて説明すると、この議論に登場しているウィンプというのは、コの業界では FizzBazz 問題も即答できない、 VB や PHP みたいなのが大好きな雑魚プログラマーに相当します。Web 界隈の雑魚プログラマーどもが自分らののーみそのキャパの狭さを棚上げして「Perl5 超ー使いもんになんねwwww」とか言うのと同じように、ウィンプたちも疲弊しきった心で「社会、超ー使いもんになんねwwww」と言っているわけです。そんな彼らに 「社会」はあなたを救わない。だけどあなたは「社会」を使っていい とか言ってみたところで、雑魚プログラマーに Perl5 は問題を解決しない。だけどあなたは Perl5 を使っていい とか言っちゃってるのと同じで、第一線でデスマーチに追われる哀れな雑魚プログラマーたちがそんな言葉に耳貸すわけがねーっちう話なワケです。

もっとも、 Perl の世界と現実の社会は仕組みがまったく違います。 Perl の世界は OSS の世界で、そこに群がるコミュニティーってのは、多かれ少なかれ Perl に興味を抱き、 Perl との利害関係を持つことを自ら受け入れようという人たちがほとんどなわけです。一方で、国政や市政に関心を抱き、それらに積極的にコミットメントしている日本人は、この国にどれほどいらっさるでしょうか? なまじ義務感を駆り立てる選挙の投票率でさえ、6割も行けば褒められるという状況で、彼らウィンプに希望の言葉だけを投げかけたところで、到底心には響かないでしょう。

OSS 開発経験者の純朴さは、この手の社会性に対する認識の乖離に気づかないまま、論理的な机上の理屈だけで理想を述べてしまったりすることがそれなりにあるんではないかと思います。それがまったく意味が無いとは思わないのですが、せめて所詮自分はその道のプロではないということをわきまえた上での発言に留めておいた方がよさそうな気はします。

さて、もちろんおいらも政治や経済や雇用の専門家ではないのでw、この話題について深く語るつもりは毛頭ないのですが、政治問題化する場合の要点だけ軽く書いて終わりにしておこうと思います。

NEET という言葉がいたずらに使われ始めたころから思っていたことですが、基本的にはこの問題は「雇用問題」として扱われるべきです。

次に、救済の対象は、その世代をある程度絞り込んだ方がいいかもしれません。もちろん、高齢失業者が救われる術がほとんどないということも問題ではありますが、こちらの救済が生活保護や年金の取り崩しなどをベースとした手当てで賄える可能性があるのに対して、就職氷河期世代と呼ばれる 30歳前後は本来であればこれからが働き盛りという世代であるわけで、手当てをベースに救済を考えるべきではないという違いがあると思います。

おいらも一時期使っていましたが、職業安定所が微妙に形骸化してしまっていることも問題であるように思います。職業訓練プログラムとかも一応いろいろと用意されてはいるのですが、いまいちぱっとしない。求人登録している企業はもっとぱっとしない。むしろ、求職者が企業のパンフもっていって「ここの○×課に就職したい!」って言ったら、「あなたのスキルではこれとこれの講義を受講することをお勧めします」とか言われて、受講料ローンで受講させてもらえてテストでいい点取ると紹介状にスキル証明書を添えて企業に打診してもらえて、ぐらいの仕事をこなしてくれるような機関であれば利用しがいもあるってもんなんですが、実際あそこに通う人々ってなんとなーく端末とにらめっこして判子押してもらって雇用保険ごちそーさまですみたいな (ていうかごちそーさまでした)、激しく鬱になるそんな場所だったからねぇ。。。

っとまぁとにかくそんな感じで、より快適なスクリプティング環境を目指して Perl6 や Catalyst やその他たくさんの CPAN modules たちの開発が行われているのと同様に、より快適な社会を目指してその仕組みの現状や政治的解決手法について、もっと語らいませんか? 特にそっちに詳しいひと。

はてなスターを設置してみた2008年03月20日 21時42分01秒

いまさらでつが。

本エントリーはおいらが自分でテストするためのごみエントリーでつ。セルフスターがあるけど突っ込み無用。。。

馴れ合いを前にして、「コンテンツ」は添え物に過ぎないのか。2008年03月28日 01時44分03秒

。。。やっぱりブログタイトルに「さま」をつけるのは不自然な気がしてきたw

で、この記事のはてブでの反応に目を通す限りでも、「面白いのはコミュニケーションであって…」みたいな意見が多数であるように見受けられた。

おいらも考えとしては結構近いんだけど (もちろん、ネットでもオリジナルを作って公開している人は居ないわけではないし、プロの作家や音楽家やアーティストが自分の商売の宣伝の枠を超えて何らかの企画や世界観を展開してるケースも無いわけじゃないけど)、一方でそういう楽しみ方が理解できない面もあるなぁとか思ったりもするわけです。

ニコニコに上がっているものを例に挙げるよりも、昔話をした方が個人的にはしっくりくるのでその話をするのですが、インターネットがまだそれほど使われ始めていなかったパソコン通信末期ぐらいの話。とある J-Pops の曲の、メロディーラインだけを耳コピして SMF 化 (MIDI データ化、って書いたほうが分かりやすいかな?) したファイルを、NIFTY のフォーラムに upload して喜んでいる人たちがいました。

で、それだけならまだしも (っていうか当時おいらは NIFTY には加入してなかった。そんな金なかったし)、そんなごみファイルを喜んで download した上に、わざわざ自分たちのローカルな草の根 BBS (個人がモデム経由で PC を待ち受け状態にして開設するパソコン通信) に upload して喜んでいる人がいました (この草の根 BBS には別の友人の伝で参加させてもらっていました)。

当時から自分でオリジナルの曲を作って SMF ファイルとかにしたりテープ (そうテープだよ、いい時代だったw あるいは MD とか) に録音したりして友達に聴かせたり、逆に友達が作ったオリジナルの曲を聴かせてもらったり、といったやりとりの楽しさ・面白さを体感していたおいらにとって、それはとっても不思議な光景で、何が面白くて、何がうれしくてそんなことをやっているのか、さっぱり理解できなかった。

で、それは今でもほとんど理解できていないんだけれども、結局のところ、ネット上で (あるいはリアルでも?)、オリジナルであれ二次創作であれ、あるいは単なるコピーやコピーしたものをちょっと編集しただけのものであれ、そういったコンテンツをおかずに添えたコミュニケーションの、「コミュニケーション」の部分の面白さばかりを追求した極端な例、といえるのかなと、今となっては思う。だってさ、本当に、再生してもメロディーラインしか流れないんだぜ? それもピアノを右手だけでおたまじゃくしなぞってみましたみたいなさ。抑揚も糞もねーし。作業用 BGM にすらなりゃしないんだよ。でも当時はそれをやってる連中は喜んでやってたし、わざわざ転載するやつもいた。あるいは当時は俺らもガキだったから、突き上げの激しい JASRAC に対する対抗心からの悪乗りだったのかもしれないし、そういう意味で盛り上がるとか思っちゃってたのかもしれないけどね。

その点、その後の圧縮技術の向上やらブロードバンド化の普及やらのおかげでリッピングしたものがまんまコピーできるようになったおかげで、今となっては単なる違法コピーでもそれなりに喜ばれるぐらいには「コンテンツ」自体が理解しやすいものになった。相変わらず共感はできないけどね。でも馴れ合いやりたい人たちにとっては便利な時代になったんだろうなーというのは理解できる。

そして、そこが理解されやすいだけに、そこを飛び越えてオリジナル作ろうって動機にまで至る確率は、かえって下がってしまうんじゃないかって言う危惧も、密かに抱いてる。杞憂に終わればいいんだけどね。

ご報告2008年03月29日 00時54分40秒

社内ではもうすでに全体ミーティングで報告済みなので、こちらにも書いておきます。今月いっぱいで、今の会社との派遣契約を終了します。よーするに辞めます。

今後についてはまったく未定なんですが、基本的には個人事業主となって受託開発みたいな形で (つまり、フリーランスとして) やっていくことになると思います。「仕事ください」って書いちゃってもいいんですが、あんまりこの辺ルーズにやると痛い目見そうな気もするのでw、当面それはやめときます。少なくとも 4月いっぱいは静養したいし。

一方で、仕事の再開に先駆けて、自分がやりたくてやる創作・開発活動のほうは、すぐに始めます。っていうかすでに取り組み始めているものもあります (大したものじゃないけど)。大きなものでは、音楽関連のツールがひとつと、映像関連のツールがひとつ、小さなものではチャットがひとつ、構想としてあがってます。アウトプットをどういう形で出すことになるかはまだまったく未定ですが、いずれ何らかの形でお目見えすることになるとは思います。

ブログもしばらく更新滞りがちでしたが、頻度を上げていきたいと思います。特に、開発に絡んで生じた疑問や発見については細かいスパンで小出しにしていきたいと思ってます。

プロフィールも直そうかなぁ。ココロ社たん見習って顔写真らしきものも添えてみたりして