ニセ科学2006年01月06日 17時56分48秒

以下のような症状の方に、是非、ご一読をオススメします。

  • 血液型が性格に影響していると本気で信じ込んじゃっている方。
  • 電化製品は「マイナスイオン」の表示があるものを優先的に選んじゃう方。特に「トルマリン」という言葉を見ると飛び上がって喜んじゃう方。
  • 「波動」という言葉に対して科学的な印象をお持ちの方。
  • どんなゲームであれちょっとでも遊べば痴呆症の老人と同じように脳が弱ってしまうと思っている方。
  • こんな記事を読んで、本気で「シャンプー恐い」とか思っちゃった方。
  • 何はともあれ、「科学的なものに間違いなど絶対にありえない」と思っていらっさる方。

科学的知識はさまざまな研究によって日々少しずつ蓄積されていっている。そうした活動を行っているのは人間である。人間である以上、間違いを犯すことだってある。でも、その間違いがゆえに、多くの人々に著しい不利益をもたらすようなことがあってはならない。

だからこそ、科学者は不確かなものについては、不確かなものであるという見解しか示さない。それに対して、小・中学校で学ぶ古典科学としての「理科」は、確かな事実として認識されている物事を主に取り扱っている。職業科学者ではない多くの人々が科学に対して抱く印象と、実際の科学研究の現場における認識との間にギャップがあるのは、致し方ないことなんではないかと思う。

それこそ、学校教育を見直さなきゃならんっちゅー話になるんではないかと思うのだが、さてはて。。。?