自分ではよく分からないことについても書いてみる勇気 ― 2006年12月30日 15時25分43秒
おいらは自分がどっちのスタンスで書いているのかすらよくワカランです (^_^;;; 。
ただ、いずれにせよ、自分ではイマイチよく分かっていないことについても、敢えて踏み込んで書いてみる、ってのは、それなりに有益な行為だと思う。それがブログみたいな「議論の場」として使える場所なら尚更。
議論がなければ、そもそも知ることすらできないわけで。。。
NSFW な記述やリンクにおいて、読者に配慮する ― 2006年12月30日 17時36分43秒
- 会社で見るとヤバイページへのリンクを弱めるFirefox Extension NSFW (秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ さま)
- A Semantic Solution for Presenting NSFW Content (Dear, The Frosty Mug Revolution)
よーするに、エロとかその他の「業務において閲覧にふさわしくない」 (NSFW: Not Safe For Work) 情報を書いてしまったり、そういうコンテンツにリンクしてしまった場合の配慮について考えましょう、というもの。取るべき手段としては、以下の提案がなされている。
- NSFW な記述については、その記述を含む要素のタグに、属性
class="nsfw"
を記述しよう。 - NSFW なページへのリンク (
<a href=~ >
) については、その<a>
タグに、属性rel="nsfw"
を記述しよう。
実際にこれらの記述を UA における表示に反映させたいのであれば、以下のような CSS を記述すればよい。つか、rel
属性についてはこんな CSS の書き方があったのね、知らんかった (^_^; 。
/* class="nsfw" に対応する例 */ .nsfw { font-size: 70%; color: #aaa; } /* rel="nsfw" に対応する例 */ *[rel=nsfw] { font-size: 70%; color: #aaa; }
実際にこれに従ってこの記事を修正してみた。一箇所だけリンクアンカーが目立たない表示になっているのが分かると思う (但し IE6 ではこうした CSS の書き方には未対応な為、表示は以前と変わらないらしい)。
しかし何よりこの書き方 (CSS じゃなくて) で統一されることにより、秋元氏の記事で紹介されている extension のような外部ツールを用いて、読者がもっと積極的に NSFW なコンテンツへのアクセスを拒否することができるようになる。職場でインターネットの、特に Web ブラウジングの利用がフィルタリングなどによって制限されてしまうことを嘆く人は少なくないが、ユーザー側のこうした地道な努力が企業の従業員に対する配慮のあり方を変える原動力になるかもしれない。自分達はネットを業務の為に有効に活用していますよ、ということをアピールすることは、大切なことだと思う。
あんなことからこんなことまで幅広く書いてますよ~、という方は、是非、実践されることをお勧めいたしまする。。。
週間ミヤダイ: いじめをなくす方法はあるか? ― 2006年12月30日 20時25分43秒
こんなんめっけた。
- 宮台真司 週間ミヤダイ (TBS ラジオ)
TBS ラジオの podcasting サイトで podcast も公開されている。
んで、その中から、11/17 更新分の「いじめをなくす方法はあるか?」という放送が気になったので、聴いてみた。以下、番組の後半を重点的に、メモ。
- いじめの多い/少ないの傾向はかなり研究されてきたテーマである。
- 共同体主義的 (全体主義的) な教育が施されているといじめは起こりやすくなる。
- 学校を聖域化する (社会から閉じた空間にする) といじめは起こりやすくなる。
- 関係性的な (物理的暴力の伴わない) いじめは、同じ時間を長く共有するシステムを開放すれば起こりにくくなる。
- 学校以外の居場所 (スポーツクラブ、ボランティア、教会、塾など) や関心事があれば、いじめを起こさなくなる。
- 昔は体罰はかつてどの教師にも、あるいは親や近所のおじさんにまでもされることがあった為、一人の教師による体罰はそれらの「大人が行う行為」の代表に過ぎなかった。今はそうではない。→過去の記憶だけを頼りに (体罰問題にせよいじめ問題にせよ) その感覚に固執して語るべきではない (俺は体罰はそんなに嫌じゃなかったし、別にいいじゃねえか的な←「何故」平気だったのかに対する考証が欠けている)。
- クラスという概念のない学校ではいじめはなくなるだろうが、その代わり友達を作れない子どもが出てくる。クラスがある学校かない学校か、子どもに選択できることが望ましい。
- 上記の 4 にも関連するが、地域コミュニティが学校だけを足がかりに形成されている現状 (子どもが学校に通っているから、その関連の集まりに足を運ぶ、というだけの付き合いしかない現状) は異常。大人たちが形成するコミュニティにも、もっといろんな形質のものがあっていい。
- スポーツクラブは学校の中で (部活動など) 存在するべきではない (学校内でのいじめがそのまま持ち込まれてしまうため) →学校とは別のコミュニティが形成されることが重要。
- いじめ問題を解決する糸口は (上記のように) いくらでもある。これをマスコミがもっと示してゆくべきである。
最後に、「誰もが議論しても良い。でもマスコミは素人の床屋談義を流すべきではない」とも。ん、ん、ん、確かになぁ。。。(((((((((((/;^^)/
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